「お風呂の友」
それは銭友のこと、と思いきや
今日は「風呂の時間になければならないもの」です。
銭湯なら
高い天井に響く桶や湯の音や
常連さんの笑顔や
おかみさんの元気な声
心までほぐしてくれるものが、あちらこちらにありますね。
でも、家の小さな風呂だと、そうはいかない。
音楽をかけたり
アロマを焚いたり
本を読んだり
皆それぞれのお風呂の友があることでしょう。
と、そんな素敵な時間とはかけ離れますが
我が家のチビのお風呂の友は、アヒル隊長とペットボトル。
一生懸命遊んでくれるので、大人が先にのぼせます。
もう少し大きくなったら、好きな電車やら車やらになったり
水鉄砲になったりとかするのでしょうか。
そうやって彼のペースでお風呂に入れた後
大人は音楽を聴きながら、もう一度ゆっくりと湯船に浸かるのです。
(小柳淳子)