自宅のお風呂で、誰の気兼ねも無くゆっくりするのも気ままで良いですが、
ひとさまの迷惑にならない限りで好きなように過ごす銭湯もまた良いです。
広い湯船とやわらかいお湯でのびのびできるというのもありますが、
ぐったり疲れたときこそ、見知らぬ人とお湯に浸かる銭湯に行きたくなる気がします。
泡が飛び散らないように、シャワーが人にかからないように、他のひとたちも
気持ち良く過ごせるようにと、ちょっとした気遣いの中でゆったりするのが心地良いです。
そのくらいの余裕はいつも必要なのかもしれません。
(伊藤絵里子)